春の兆し

                    

束の間、雲間から日が差し込む。厳しい季節に春の兆しのようなものを、ほんの少しだけ感じさせてくれる。

霧氷の山々

聞いた話だが、昔々マタギたちは冬になると福島県内から山形、宮城、岩手まで山伝に移動し猟をしていたのだとか。昔は積雪も多かっただろうから、冬山のルートが確立されていたのかもしれない。霧氷に覆われた山を見て、もしかしてマタギたちが歩いていてもおかしくはないな・・・と思った。

穏やかな時間

　　　　　　　

ギスギスした世界なので、穏やかで優しそうなものに目がいってしまう。

雪原のフォルム

　　　　　　　

一月最後の二日間、大雪に見舞われた会津地方。雪も落ち着いたので、早速、南会津方面へと足を運ぶ。個人的な感想だが、予想よりも少なく感じたのが正直なところ。とは言っても、それなりの積雪量だが、自分が求める雪の造形に出会えなかったのが、そう感じさせたのかもしれない。

白い羽

青空をバックに気持ちよさそうに飛ぶ純白の白鳥たち。ファインダーを覗いた時の感動が何故か写らない（笑）

春の予感

ここ数日、春とまではいかないが、日中は過ごしやすい気温で推移していた。水面のキラキラも、どことなく春を予感させる。しかしこれから一年でいちばん寒を感じる季節。そう容易く春はやってこない・・・と思う。さていかに？

湖上の白鳥

前の晩、飲み過ぎた？午前9時を過ぎたというのに、多くの白鳥たちは氷の上でおやすみ・・・。それにしても皆さん、同じ方向に体を向けているんですね。

田んぼの中の白鳥part2

ずっと同じ格好だと、さすがに疲れるのだろう。時折羽根を広げ首と肩のコリをほぐしている。

田んぼの中の白鳥

湖にぷかぷか浮かんでいた白鳥たちは、だいたい午前10時前後から、それぞれグループごとに湖から飛び立つ。行き先は大抵近くの田んぼだ。今年は雪が多いので、積雪の少ない場所を見つけて、首を突っ込んで刈り取った稲を突っついている。

春遠からじ？

ようやく凍った湖の入江が溶け始めていた。羽根を広げて早くも北へ向かう練習をしていたのかな？